LINE公式アカウントを開設したものの、「無料プランは月200通しか送れないから、すぐ上限に達してしまう…」と悩んでいませんか?
実は、200通という制限は使い方次第でまったく問題にならないケースも多いです。今回は、無料プランのまま賢く・長く運用するための具体的な方法を5つご紹介します。
そもそも「200通」とはどういう意味?
まず前提を整理しましょう。LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)では、月に送信できるメッセージ通数が200通までです。
ここで注意が必要なのは、「200通 ÷ 友だちの人数 = 何回一斉送信できるか」という計算になるという点です。たとえば友だちが100人いれば、一斉配信は2回しかできません。友だちが200人なら、1回送ったら終わりです。
200通は「配信回数」ではなく「送信数の合計」です。友だちが増えるほど、一斉送信できる回数は減っていきます。
ただし、1対1のチャット(個別トーク)や、ユーザーが自分で送ってきたメッセージへの返信は、この200通にはカウントされません。このことが、無料運用の鍵になります。
無料で賢く運用する5つの方法
①「一斉配信」より「個別チャット」を主戦場にする
「一斉配信」より「個別チャット」を主戦場にする
一斉配信はすぐ通数を消費しますが、個別チャットは何回やりとりしても無制限です。お客さまから「予約したい」「質問がある」などのメッセージが来たら、しっかり個別対応する文化を作りましょう。
むしろ個別チャットはお客さまとの関係性が深まりやすく、成約につながりやすいというメリットもあります。一斉配信に頼りすぎず、一人ひとりとの会話を大切にする運用スタイルが、無料プランに最も合っています
②配信対象を「絞る」ことで通数を節約する
一斉配信をするときは、全員に送るのではなくセグメント配信を活用しましょう。LINE公式アカウントには、友だちを属性(性別・年齢・地域)や行動履歴などでグループ分けして送る機能があります。
たとえば「女性のみ」「30代以上」「最近ブロックしていない人」などに絞って送れば、全員に送るより通数を大幅に節約できます。関係のない人に送らないほうがブロック率も下がり、一石二鳥です。
③「応答メッセージ」と「リッチメニュー」でよくある質問を自動化する
「営業時間は?」「場所はどこ?」「料金を教えて」——こういった定型的な質問に毎回手動で返信していると時間も通数も消費します。
応答メッセージ(キーワード自動返信)を設定しておけば、特定のキーワードに対して自動で返答できます。またリッチメニュー(トーク画面下部のメニューパネル)に営業時間・地図・予約リンクなどを置いておけば、そもそも質問が来なくなります。これらはすべて無料で設定可能です。
④「配信のタイミング」を月1〜2回に絞り、内容を濃くする
毎週配信したいという気持ちはわかりますが、友だちが少ないうちは月1〜2回の配信に絞るのが現実的です。その分、1回の配信の質を高めることに集中しましょう。
「季節のキャンペーン」「お客さまに本当に役立つ情報」「限定クーポン」など、受け取った人が「これは読んでよかった」と思えるコンテンツを届けることで、ブロックされにくくなり友だちが定着します。薄い内容を頻繁に送るより、濃い内容を月1回送るほうが長期的に効果的です。
⑤「ステップ配信」ツールを外部で補完する
LINE公式アカウント単体では通数制限がありますが、Lステップ・プロライン・エルメなどの外部ツールと連携することで、通数の管理やステップ配信(登録後の自動フォローアップ)が可能になります。
これらのツールも一部は無料プランがあり、友だちが少ないうちは無料範囲内で使えるケースがあります。公式アカウントとツールを組み合わせることで、通数制限の課題をカバーしながら本格的な自動化運用ができます。
「一斉配信を減らして個別対応を増やす」「配信先を絞る」「自動返信で手間を省く」の3つが無料運用の基本です。友だちが少ないスタート時期ほど、この考え方が有効です。
有料プランに切り替えるタイミングの目安は?
無料運用を続けながら、以下のどちらかに当てはまったら有料プランへの移行を検討しましょう。
・友だちが200人を超えてきた(一斉配信が実質1回しかできなくなる)
・月の通数が足りず、伝えたい情報が伝えられていないと感じるとき
ライトプランは月5,000円(月5,000通)から利用できます。月に数件でも受注が増えれば十分元が取れる金額です。無料期間に運用の型を作っておくことで、有料移行後もスムーズに活用できます。
おわりに
LINE公式アカウントの無料プランは「月200通しか送れない」という制限がありますが、使い方を工夫すれば十分にビジネスで活用できます。大切なのは、通数を「消費するもの」ではなく「投資するもの」として考えること。一通一通を大切に、質の高いコミュニケーションを積み上げていきましょう。
まずは今回紹介した5つの方法を一つずつ試してみてください。運用の仕方に迷ったときは、お気軽にご相談ください。
