「体験レッスンに来てくれたのに、その後なかなか連絡がとれない」
「せっかく入会してくれた会員さんが、気づいたら退会していた」
こんなお悩み、ありませんか?
実は、パーソナルジムの売上を左右するのは「技術」だけではありません。体験後のフォロー、入会後の関係づくり、商品のご案内——これらをいかにスムーズに行えるかが、売上の差になっています。
そこで今、多くのパーソナルジムが注目しているのが「LINE公式アカウント」です。この記事では、パーソナルジムがLINE公式をどう使えば売上につながるのか、具体的な方法をわかりやすくお伝えします。
なぜパーソナルジムにLINEが向いているのか
メールやSNSと比べて、LINEには大きな特徴があります。
- メッセージを開封してもらいやすい(開封率70〜80%ともいわれています)
- お客さんがすでに日常的に使っているツールなので、抵抗がない
- 予約・問い合わせ・商品購入まで、LINEひとつで完結できる
パーソナルジムはお客さんとの「距離の近さ」が強みです。その強みをオンラインでも活かせるのが、LINEというツールです。
活用法① 体験後のフォローを自動化する
体験レッスンに来てくれたお客さんが入会するかどうかは、「その後のフォロー」で大きく変わります。
LINE公式では、友だち追加してくれた方に対して、あらかじめ設定したメッセージを自動でお届けすることができます。
- 体験当日:「今日はありがとうございました!ご感想はいかがでしたか?」
- 翌日:「よくあるご質問をまとめました。何かあればお気軽にどうぞ」
- 3日後:「今なら入会特典として〇〇をご用意しています」
こうした流れをあらかじめ作っておくことで、トレーナーが忙しいときでも、お客さんへのフォローが止まりません。
「追いかけているようで嫌」と感じる必要はありません。お客さんにとっては「ちゃんと気にかけてくれている」という安心感につながります。
活用法② 既存会員との関係をより深める
退会を防ぐためには、「通い続ける理由」を作り続けることが大切です。LINE公式を使えば、こんな発信ができます。
- 週1回の食事・生活アドバイス
- トレーナーのちょっとした日常や想いを伝えるメッセージ
- 「今月の目標チェック」など会員が参加できるコンテンツ
情報を届けるだけでなく、会員さんが「このジムに通っていてよかった」と感じてもらえるような関係づくりが、LINE公式でできます。また、誕生日メッセージや記念日のお祝いメッセージも自動で送ることができるので、特別感を演出しやすいのも大きなポイントです。
活用法③ プロテインや自社商品の販売につなげる
実は、LINE公式はトレーニング指導以外の売上をつくる場所としても使えます。
- プロテインやサプリメント
- オリジナルトレーニングウェア
- 食事管理ツールや栄養ガイド
- オンラインプログラムの販売
LINEで定期的にコミュニケーションを取っているからこそ、「このトレーナーが勧めるなら試してみたい」という気持ちが生まれやすくなります。信頼関係があるところに商品案内をするのは、押し売りではありません。お客さんの目標達成を後押しする「提案」です。LINEのメッセージにショップのリンクを貼ることで、スムーズに購入まで誘導することもできます。
活用法④ リッチメニューでジムの「案内板」をつくる
LINE公式には、トーク画面の下部に大きなメニューを表示できる「リッチメニュー」という機能があります。友だち登録してくれた人が最初に目にする「ジムの案内板」のようなものです。
ここをうまく設定するだけで、お客さんが自分から予約・問い合わせ・商品購入へ動いてくれるようになります。
パーソナルジム向け リッチメニュー構成例
このメニューはボタンひとつでウェブページや予約フォームに飛ばすことができます。お客さんが「何かあったときにすぐ連絡できる場所」として認識してくれるようになるのも、リッチメニューの大きな効果のひとつです。
- ボタンの文字は短く、直感的にわかるものにする
- 「体験予約」は必ず目立つ位置に置く
- キャンペーン時期に合わせて内容を変更する
- スマホで見やすいデザインにする(文字が小さすぎない)
友だちを増やす7つの施策
LINE公式は、友だちの数が増えるほど効果が大きくなります。ただ待っているだけでは増えません。意識的に「追加してもらう仕組み」をつくることが大切です。
体験レッスンのとき、「LINEで食事アドバイスをお送りします」など具体的なメリットを伝えながらQRコードを見せる。その場で追加してもらうのが一番確実。
「追加するだけで体験無料」「追加後に7日間の自宅トレーニングメニューをプレゼント」など、追加する理由を明確にする。
受付・更衣室・鏡の前・名刺など、お客さんの目に入る場所すべてにQRコードを設置する。
InstagramやX(旧Twitter)のプロフィール欄にLINEの登録リンクを貼る。投稿からも定期的に案内する。
「お友達を紹介してくれたら次回セッション割引」など、既存会員さんに紹介してもらう仕組みをつくる。口コミは最も信頼されやすい。
近隣へのポスティングやイベント配布物にQRコードを入れる。「LINE登録で〇〇プレゼント」という訴求が効果的。
Googleマップのビジネスプロフィールの最新情報投稿にLINE登録を案内する。検索からそのまま登録につながるルートをつくる。
友だち追加のハードルをできるだけ下げて、一度登録してもらえれば、あとはLINEの中でしっかりと関係を育てていくことができます。
友だちが増えると売上はどう変わる?シミュレーション
「友だち数が増えると実際にどれくらい売上が変わるの?」という疑問にお答えします。以下は、パーソナルジムが月1回キャンペーンや商品案内を行った場合の目安です。
前提:セッション単価 1万円 / プロテイン等物販 3,000円 / 友だちへの反応率(入会・購入)5%で計算
| ステージ | 友だち数 | 月の新規入会 | 物販購入 | 月間売上目安 |
|---|---|---|---|---|
| STARTスタート期 | 100人 | 5件 × 1万円 | 5件 × 3,000円 | 約6.5万円 |
| GROW成長期 | 300人 | 15件 × 1万円 | 15件 × 3,000円 | 約19.5万円 |
| BOOST加速期 | 500人 | 25件 × 1万円 | 25件 × 3,000円 | 約32.5万円 |
これはあくまで「LINEからの新規売上」の試算です。既存会員の月謝収入はこれとは別にあります。つまり、友だち数が増えるほど、月謝収入に上乗せできる売上が大きくなるということです。
友だち数と売上のイメージ(グラフ)
- 発信の質を上げる:役に立つ情報を届け続けることで反応率が上がる
- セグメント配信:「体験参加者だけ」「購入者だけ」などに絞った案内で反応率アップ
- 物販の単価を上げる:プロテインセット・継続サブスクなど定期購入を取り入れる
- 紹介を仕組み化:友だちが友だちを呼ぶ循環をつくると費用ゼロで増え続ける
大切なのは、友だちを増やすことと、増やした友だちに価値ある情報を届け続けることの両方です。どちらか一方では効果は半減してしまいます。
SEO的にも「LINE公式」は今がチャンス
「パーソナルジム LINE活用」「パーソナルトレーナー LINE集客」といったキーワードで検索する経営者は、年々増えています。一方で、こうした業界特化のLINE活用情報はまだまだ少ないのが現状です。
つまり、今このタイミングでLINE公式を活用した発信を始めることは、ライバルジムより一歩先に進むチャンスでもあります。また、LINEで集めた見込み客との関係を深めることは、広告費をかけずに安定した集客をつくることにもつながります。
まとめ
この記事のポイント
- 体験後のフォローを自動化して、入会率を上げる
- 既存会員との関係を深めて、退会を防ぐ
- プロテインなどの商品販売で、指導以外の売上をつくる
- リッチメニューで「予約・問い合わせ・購入」への導線をつくる
- 7つの友だち施策で継続的に登録者を増やす
- 友だち100人→300人→500人と増えるほど売上も比例して伸びる
- 今がLINE活用を始める絶好のタイミング
LINE公式は、設定さえしてしまえば、忙しいトレーナーでも無理なく続けられるツールです。ただ、「何から始めればいいかわからない」「自分のジムに合った使い方を知りたい」という方も多いと思います。そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。

